再生反応・警告反応


皆さん。こんにちは。

いわゆる代替療法とか原因療法と言われる治療学では、再生反応・警告反応という言葉が出てきます。

症状緩和を目的とした医療では余りなじみの無い言葉だと思いますが、私達の中ではとても大切で頻繁に耳にする言葉ですので、再度、私なりの切り口で書いてみようと思います。

一言で表すと、以下の様にも捉えることが出来ます。

再生反応:身体を修復する際に出てくる変化
警告反応:身体を環境から守るために出てくる変化

 

再生反応

内側の力が活発になることで、治ったと思っていた部分が実は完全では無い場合、再度その時の症状を出現させることがあります。古傷が痛み出したりするのはこれが原因と考えられています。身体の生理反応として悪い物を外に出すという働きがありますが、これが不十分だと完全に治りきらずに再度その症状に見舞われることがあるわけです(薬で症状を抑えてしまった場合など)。もちろん、当初の状態を完全に再現されるわけでも無いと思いますので、大抵の場合はすぐに治まって来ます。

とても多い症状としては、発熱・下痢・倦怠感などがあります。持っている(出さないと行けない物の)量に依存して症状の続く時間が異なります。大抵の場合は、2,3日から1週間程度で収まってくることが多いようです。しかし例えば、長年苦しんで来たアトピーなどから抜け出す際は、何ヶ月も毒だしが続くことも実例としてはございます。その後、びっくりするくらい綺麗に治ってしまったそうです。

再生反応と考える際に注意が必要なのは、不快な症状が出てきたとき「むつう整体以外をやっていないか?」という点です。全く刺激を使わない施術のみであれば、内側の力(自然治癒力)が活発になったと考えられますが、それ以外の服薬や治療、施術など、原因療法以外を並行して行う場合はそちらの刺激を考慮する必要があります。複合的な原因が考えられるケースは、医療機関に相談されることをお勧め致します。

 

警告反応

警告反応は、「身体の害になる物を取り込まないで!」という身体が発する警告です。

私達は、身体が余りにも普通に機能してくれるているので、日々の身体の声に耳を傾けることが減ってしまっているかも知れません。しかし、身体(脳幹)はもの凄くかしこく出来ており、自分にとって良く無いものを見分けています。しかし、頭(大脳)や舌の誘惑に負けて、自分に向いていない食物でも身体に入れてしまいます。もの凄く悪い物が入ったら、下痢や嘔吐という手段を使って身体の外に早急に出そうとします。身体って凄いですよね。

下痢や嘔吐以外にも、食べたら頭痛がする、胸がムカムカする、痒くなる、腰が痛くなる、発疹が出てくるなどの不快な症状があります。これらは、再生反応と違って警告ですから「身体に入れるのを止めるまで」収まりません。身体はずっと警告し続けてきます。そのまま警告を無視すると、今度は慣れて感じなくなります。これが最も恐ろしい状態ですね。

私の実体験では、甘い物を食べた翌日の朝は、決まって腰痛が出ていました。元々腰痛持ちだったのですが、甘い物を食べるとてきめんです。気づきやすくするためなのか、弱点を突いて警告されている感じがしました。

イネイトの流れが活発になって本来の自分を取り戻してくると、この警告に気づく力が増します。口に入れる前に、なんだか嫌だなとか、食べないのにその食品を持つだけで違和感を感じたりします。これは本来生きものがもつ自然な能力ですが、現代人は水や空気の汚染、電磁波の影響、残留農薬、遺伝子組み換え食品、食品添加物、情報過多などにまみれて生活していますので、この能力が低下してしまっているようです。

 

別の説明も、本サイトのページに記述がありますので、そちらも併せてご覧頂ければと思います。

お読み頂き、ありがとうございました。